ビレッジハウスのお部屋を内見で確認した時、「古い割には綺麗だな~」って感じました。
公式サイトからも「VR内見」ができたりして、「へ~、意外にきれいじゃん」って思う人も多いかもしれません。
ビレッジハウスに実際に住んでから2年が過ぎ、こういうところが汚れてたり、古くなってたりするのね・・・というの気づいたので、みなさんに伝えておきたいと思いブログを書きました。
今回は、ビレッジハウスの内見で確認した方が良いことをご紹介するので、お部屋探しの参考にしてみてくださいね。
ビレッジハウスは汚い?
ビレッジハウスは国の事業で建てられた雇用促進住宅を、綺麗にリフォーム・リノベーションして格安提供している賃貸マンションです。
古くは1960年代からの建物で、築50年以上経過しているビレッジハウスもあります。
汚いという口コミも多いですが、まぁ綺麗ではないですよね。古い建物なので劣化している部分は仕方のないかと思います。

その分、初期費用や家賃が安いというのがメリットですからね。
外観についてはビレッジハウス公式サイトに写真があるので確認してみてください。色は明るく補正されてますが、外壁のひび割れや汚れ、黒ずみなどが目立つ建物も多くあります。
できれば実際に自分の目で見るのが一番ですが、まずはGoogle Mapのストリートビューで見てみるのもオススメです。
内観は必ず行い、自分の目でお部屋を確かめてください。公式サイトの写真だけでは細かい点まではわかりません。
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ビレッジハウスの内見で確認する6つのこと
ビレッジハウスの公式サイトには写真がたくさんあるので参考になるのですが、「ははぁ~ん、ここを隠しながら写真撮ってますね~」という場所もあります。
そこで、実際に住んで2年過ぎた私が、ビレッジハウスの内見の時に確認した方がいいよ!という点を6つご紹介するので、是非参考にしてみてください。
最初に言っておきますが、ビレッジハウスは敷金礼金なし、更新料や手数料も無料、家賃も2万円台~の低価格マンションです。
一般的な賃貸と比べると格安な条件であるということを理解ながら読んでくださいね。
部屋の壁が汚い?
ビレッジハウスのお部屋は、白を基調にしたさわやかなお部屋です。
隣りの部屋の壁・窓側の壁はコンクリートになっていて、画びょうなどは刺さらない壁になっています。
室内の壁は板のところがあり、白く塗装されていますが釘あとやボコボコした質感は結構あります。


トゲやささくれの可能性もあるからしっかり確認してね。
また、以前住んでいた人たちが残した画びょうやネジ穴も多く見られるので、気になる人は注意してチェックしてみてください。
壁の汚れは感じません。上から塗装し直せば綺麗な白に染まるので、お部屋の壁の汚れに関しては気にする必要ないかと思います。
お風呂が汚い?
ビレッジハウスの内見では必ずお風呂を確認してください。
雇用促進住宅の時代では、お風呂にバランス釜が使われてました。バランス釜は一昔前の給湯システムですが、今でも使われている地域もあります。
ビレッジハウスではお風呂がリノベーションされて一新されていて、バランス釜ではなく馴染みあるガス給湯器でお風呂やシャワーを使うことができます。

お風呂の追い炊きはオプションです。
しかし!お風呂の壁や床は綺麗にリノベーション・リフォームされていないビレッジハウスが多くあります。
まずはお風呂の壁。お風呂の壁はコンクリートです。
コンクリート壁が壊れてしまうと修復するのは大変ですよね。我が家のお風呂の壁も結構ボコボコしてます。

お風呂場は他人が目にする機会の少ない場所なので、気にしなければ問題ないかと思います。

壊れた理由は知りたいですけどね・・・
次にお風呂の床ですが、こちらもコンクリートです。ビジネスホテルで見かける樹脂やタイルではない場合が多いので注意してください。
このコンクリート、擦れたり転んだりしたらめちゃめちゃ痛そうなざらざらした質感です。塗装も剥がれやすく、掃除するたび剥がれていきます。


はっきり言って塗装が邪魔です。足の裏にくっ付くし、全部剝がしたい・・・
ビレッジハウスのお風呂は「床が古臭い」「壁がボロボロ」「掃除しづらい」という点でマイナス評価です。
内見ではお風呂の良し悪しを必ず確認してくださいね。
キッチンやトイレは汚い?
ビレッジハウスのキッチンやトイレは、古いまま使われているのもあれば新しくしてあるお部屋もあります。
私は内見で3つのお部屋を見せてもらいましたが、あるお部屋はキッチンがピカピカの新品。あるお部屋はトイレがウォシュレット付きでピカピカの新品という状態でした。
それ以外のお部屋はやはり長年の使用感が強く、使うのはちょっと嫌だな・・・と感じるような状態でした。
同じ家賃設定でもお部屋によっては設置家財の使用感が大きく違う場合があるので、内見では必ず複数のお部屋を見せてもらいましょう。
自治会・町内会に入らないとダメ?
住む地域によっては、自治会・町内会のシステムがありますね。
自治会や町内会の目的は「地域のみんなで協力して、住みやすい街づくりをしましょう」という感じです。
強制加入ではないので入らないという選択肢もありますが、デメリットも多くあるので判断が難しいところです。
ビレッジハウスでは、自治会・町内会の加入について、「ある」ところと「ない」ところがあるようです。
自分が住みたいビレッジハウスに自治会・町内会があるかは、内見の時に確認することをオススメします。
ちなみに、私が住んでいるビレッジハウスには自治会・町内会への加入はありませんでした。
自治会・町内会へ入らないということは会費を支払わなくていい・集まりに参加しなくていいというメリットもありますが、回覧板や連絡が回ってくることがないので、地域の情報やイベントはまったくわかりません。
また、掃除や草刈りもないので、通路や階段が汚い状態になります。自主的な掃除をする人もいるので、できる範囲で協力するのも良いかと思います。

草刈りは業者の方がやってくれてるのを見かけました。ビレッジハウスが頼んでるのかな?
住んでいる人が気になる・・・
ビレッジハウスは敷金礼金なし、家賃も安いということで、フリーターや高齢者、外国人が多く住んでいます。
低所得者の住む地域は治安の悪さが不安視されます。
住んでいる人たちのことを内見の時に聞いても教えてはもらえませんが、ポストの名札、駐車場の使い方、ゴミ捨て場の使い方をチェックして、マナーの悪い人が住んでいないかをチェックしておくのがおすすめです。

私が住んでいるビレッジハウスでは洗濯機が捨ててあったりしたよ。
私の住んでいるビレッジハウスは外国人がとても多いです。
日本語ができない人も多く、生活文化の違いから、騒音やゴミ捨てのマナーは問題になりやすいです。
治安やトラブルが心配になる人は、家賃の安いビレッジハウスではなく、そこれなりの賃貸物件と契約することをオススメします。

ビレッジハウスに住んで2年経過しましたが、騒音や犯罪、苦情などのトラブルは起きてません。
周辺地域をチェック
住む地域の治安を調べるには、コンビニを見ると良いという話を聞きます。
治安が悪い、迷惑な客が来る地域のコンビニでは「トイレが使えない」「ゴミ箱がない」らしいです。
ビレッジハウスの内見では、合わせて近くのコンビニをチェックしてみるのも治安を調べる参考になるかと思います。
また、これは私が住んでいるビレッジハウスだけなのかはわかりませんが、周りに野良猫が多くいます。
餌箱が置かれていたり、猫と遊んでいる人も見かけるので可愛がられているのでしょうけど、猫が苦手な人、糞や臭いに迷惑を感じる人には大変ですので、内見の時には周りをチェックしてみてくださいね。
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ビレッジハウスの内見で確認すべきことのまとめ
ビレッジハウスの内見で確認するべきことをご紹介しました。
住んでみてから初めて気が付くこともあるので、トラブル防止のためにも内見の時にチェックできることは、その場で管理人に確認することをオススメします。
ビレッジハウスの家賃や空室情報については公式サイトから確認できます。気になるお部屋があったら最新の情報を公式サイトへ問い合わせてみてくださいね。