私の住んでいたビレッジハウスはコンクリート壁です。
コンクリート壁は湿気を溜め込みやすいため、雨や梅雨の季節になると「カビ」が発生しやすく、掃除や換気を怠ると「黒カビ」がコンクリート壁一体に広がってしまいます。
発生した黒カビは拭いても擦ってもなかなか取れないので、Amazonでも高評価のカビ強力除去スプレー「カビホワイト」を購入してみました。
実際にカビホワイトを使ってみた結果、壁に広がった黒カビを綺麗にすることができました。
ただ、「カビホワイト」は強力なカビ取りスプレーなので、気を付けなければいけない点もいくつかあります。
今回のブログ記事では、「カビホワイトの使い方」や「カビホワイトの種類」、「使用時の注意点」などについて紹介します。
「カビホワイトでは黒カビが取れない」といったネガティブな口コミ・評判もありますが、実際に使って効果を試してみたので大掃除の参考にしてみてくださいね。
カビホワイトを使う前の黒カビの様子
最初に、カビホワイトを使う前の黒カビの状況について紹介していきます。
以下はビレッジハウスのコンクリート壁です。
右側は木の板ですが、こちらは黒カビに汚染されていません。
黒カビの壁をアップにします。
これだけの黒カビが部屋に生えてると健康被害が出るよね…
私が住んでいるビレッジハウスの壁はコンクリート構造となっています。
コンクリートは熱しやすく冷めやすいため、外気の影響を受けやすい構造となっています。
また、水分を吸水する特性があるので、結露やカビが発生しやすいデメリットがあります。
これだけ黒カビだらけの部屋も珍しいのではないでしょうか?
黒カビには気付きながらも、3年近く放置した結果、これだけの黒カビに成長しました。
カビホワイトを販売する会社は?
カビ強力除去スプレー「カビホワイト」は、「株式会社ビーワンコーポレーション」という会社が販売しています。
会社概要
会社名 | 株式会社 ビーワンコーポレーション |
住所 | 〒227-0031 神奈川県横浜市青葉区寺家町469 |
営業時間 | 9時00分~17時00分(12時~13時は昼休み) |
定休日 | 土 日 祝 |
電話 | 045-482-5592 |
info@b-one-co.jp |
ビーワンコーポレーションは1990年に創業。
主にオリジナルの掃除用品や生活雑貨を販売する会社で、「カビ対策用品」「レンジフィルター」「給気フィルター」などの商品が人気のようです。
カビホワイトとは?種類はある?
カビ強力除去スプレー「カビホワイト」には、いくつかの種類があります。
- カビ除去スプレー「赤色ラベル」
- カビ除去スプレー「緑色ラベル」
- カビ除去ジェル「赤色ラベル」
- カビ取り&防止ジェル「紫色ラベル」
- ジェルスプレー「黄色ラベル」
- 強力ジェルスプレー「黒色ラベル」
- 衣類用「水色ラベル」
- カビ防止スプレー「紺色ラベル」など
カビ除去スプレー「赤色ラベル」
カビ除去スプレー「赤色ラベル」は、壁紙(ビニールクロス)、お風呂の床・壁・天井・浴槽・手すりなどのFRP(強化プラスチック)、コンクリート、土壁、砂壁、漆喰壁などのカビ取り剤。
外壁のコケも可。
希釈することで木材、畳、布団のカビ取りも可能。
カビ除去スプレー「緑色ラベル」
カビ除去スプレー「緑色ラベル」は、木(木材・木部・木製・木枠)、畳、布団、枕、布、カーテン、ベッド、カーペット、押し入れ、箪笥、下駄箱、マットレス、家具(棚・本棚食器棚・洗面台、テーブル)、クローゼットなどのカビ取り剤。
カビ除去ジェル「赤色ラベル」
カビ除去ジェル「赤色ラベル」は、お風呂(浴室・浴槽)の目地(タイル目地)、コーキング、パッキン、ゴムパッキン、窓(窓枠・サッシ)、お風呂の天井、トイレ、キッチン(台所)、洗面台、排水溝、プラスチック、外壁の頑固なカビなどのカビ取り剤。
カビホワイトはどこで売ってる?
カビホワイトはホームセンターでも取り扱っているとインターネットでは書かれていますが、販売していない店舗の方が多いようです。
主な購入先は通販となるので、Amazonや楽天市場から検索してみてください。
カビホワイトが使えない場所とは?
各カビホワイトには特徴がありますが、使えない場所や注意事項もそれぞれ違いがあります。
また、混ぜると有毒ガスを発生させてしまう商品もあるため注意が必要です。
- 金属など使えない素材がある
- 素材が変色・脱色する可能性がある
- 必ず換気をしながら使用する
- 手袋、マスク、ゴーグルなどを着用して防護する
- 酸性タイプと混ぜると有毒な塩素ガスが発生するので危険
各商品の注意事項や特徴については、商品の詳細ページを確認してください。
カビホワイトは取れない?「赤色ラベル」の使い方・レビュー
今回、我が家の黒カビを取るため、「カビホワイト」の「赤色ラベル」を購入しました。
対する、黒カビの生えているコンクリート壁は以下の通りです。
- 1m2に15回程度噴霧する
- 約15分放置する
- 水で十分洗い流す、または水拭きする(できない場所は乾かす)
- ひどいカビは2回以上繰り返す
- 塩素系・酸性タイプの商品と一緒に使わない
- 金属や木製品には使わない
- ゴムパッキンのカビは取れない
- 十分な換気をする
- 手袋、マスク、ゴーグルをする
- 目線より高い場所は刷毛を使用する
カビホワイトを黒カビに噴霧
カビホワイトを黒カビに向けて噴霧しました。
カビホワイトは水のような液体なので、ぼたぼた垂れる点に注意が必要です。
カビホワイトが付着したら困る場所、床やコンセントなどはビニール等で養生しておくことをおすすめします。
噴霧1分後・・・カビホワイトを噴霧したところの元の壁色が見えてきました。
カビホワイトは強烈な塩素の匂いがします。
窓を開けたり扇風機を回しながら必ず換気しましょう。
簡単には取れないですね…
カビホワイトをさらに噴霧
カビホワイトの黒カビ除去効果は強力であることがわかりましたが、黒カビに直接噴霧した場所にしか効果が現れません。
なのでカビホワイトをさらに噴霧し、さらに2分経過・・・
黒カビが取れてきた!
壁を拭いてみる
カビホワイトの使い方には「15分放置」と書いてありましたが、これ以上放置していても取れない様子なので、雑巾で拭いてみました。
1回の拭き掃除で、ここまで黒カビが取れるとは思ってませんでした!
カビホワイト噴霧と拭き掃除
残った黒カビを除去するためカビホワイトをさらに噴霧。約3分後に拭き掃除をしました。
もうちょっとで綺麗に取れそう・・・
黒カビが残っているところへ重点的にカビホワイトを噴霧。もう乾かすのをやめて噴霧直後に拭き掃除をしました。
かなり綺麗に取れました!
再度、黒カビが残っているところにカビホワイトを噴霧し数分間乾燥。最後に固く絞った雑巾で水拭きしたら・・・
カビホワイトを噴霧→拭き掃除を繰り返して、約15分程度で綺麗にすることができました。
カビホワイトの使い方 反対側の壁掃除動画
反対側の壁もカビホワイトで黒カビ除去します。
こちらの掃除は動画にしてみたので、使い方やカビの取れ方に興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
カビホワイトを使った雑巾
カビを拭き取るために使った雑巾や下に敷いていた雑巾は、カビホワイトによって色落ちしていました。
その下に敷いていた段ボールも変色していたので、付着して困るものは近くに置かないよう注意してください。
カビホワイトの口コミや評判は?
ビレッジハウスの黒カビは綺麗に掃除できたカビホワイトですが、口コミや評判についてツイッターの反応を確認してみると、「カビが落ちる」「最強」「すごい」といった高評価の口コミや評判が多い一方で、「取れない」「臭い」といったネガティブな口コミ・評判もあります。
全体的には満足している評価が多い印象なので、今まで取れなかったカビ掃除に使ってみる価値は十分にあると思います。
カビ強力除去スプレー カビホワイトの使い方まとめ
カビ強力除去スプレー「カビホワイト」の使い方について紹介しました。
実際にビレッジハウスの壁に使ってみた結果、我が家の黒カビはあっという間に綺麗に除去されました。
ただ、塩素の匂いがものすごい強烈です。
場所によっては吸いすぎて具合悪くなる危険性もあるので注意してください。
換気は必要だけど、ビレッジハウスでは異臭騒ぎになる可能性も…
私が使ったカビホワイトはスプレータイプですが、噴霧すると垂れたりかなり飛び散ります。
付着して困る部分には必ず養生を、腕も露出しない方がおすすめです。
天井のカビに噴霧すると垂れて大変なことになる危険性があるので、垂れや飛散が心配な場合には刷毛で塗ったり、ジェルタイプの方が良さそうです。
安全を考えるならゴーグルもつけた方が良いよ。
我が家の壁2枚分を掃除しましたが、カビホワイトの1/3も使用してません。
使用期限は約2年あるため、コスパにも優れたカビ取り剤と言えます。
ビレッジハウスでは、梅雨の季節に大量発生しがちなカビですが、今年は綺麗に掃除するぞ!と言う人は是非カビホワイトを使ってみてくださいね。