ビレッジハウスのオプション設備は、エアコン・キッチン給湯・ガスコンロ・洗面台・温水洗浄便座の5種類で、いずれも1台あたり月額1,300円です(ビレッジハウス公式FAQ)。
結論から言うと、「部屋に最初から付いている設備を確認し、足りないものだけ、居住予定の期間で損得を計算して付ける」のが失敗しにくい選び方です。
この記事でわかるのは、次の5点です。
- オプション設備の種類と料金(公式FAQの内容)
- エアコンなどが最初から付いているかの考え方
- 1年・2年・3年で、いくらになるか(早見表)
- 自分で買う場合との比べ方(計算式つき)
- 申込前に確認したい項目と、そのまま使える問い合わせ文
この記事は公式FAQ・公式リリースなど公開情報をもとに整理しています。物件ごとの設備や金額は変わることがあるため、最終的な条件は、申込前に見積書・契約書面で確認してください(最終確認日:2026年10月14日)。
1. オプション設備とは?種類と料金は公式FAQのとおり
オプション設備とは、月額家賃に上乗せして追加できる設備のことです。
ビレッジハウス公式FAQ(「オプション設備について教えて下さい」)には、次のとおり載っています。
| オプション設備 | 月額(1台) | 年額の目安(×12か月) |
|---|---|---|
| エアコン | 1,300円 | 15,600円 |
| キッチン給湯(瞬間湯沸かし器) | 1,300円 | 15,600円 |
| ガスコンロ | 1,300円 | 15,600円 |
| 洗面台 | 1,300円 | 15,600円 |
| 温水洗浄便座 | 1,300円 | 15,600円 |
押さえておきたい注意点は2つです(いずれも公式FAQの記載)。
- 部屋の仕様によっては、設置できないオプションがあります。
- 入居後、設置まで4週間程度かかる場合があります。
つまり「全部屋で5つとも選べる」わけではありません。希望する部屋で選べるかは、問い合わせ時に確認が必要です。
\ あなたにぴったりのお部屋を探そう! /
2. エアコンは最初から付いている?|物件ごとの確認が必要です
「エアコンは付いていますか?」は、いちばん多い疑問です。
公式FAQにあるのはオプションとしてエアコンを追加できるという情報で、「どの部屋に最初から付いているか」の一覧はありません。
物件トップページにも、エアコン付きで絞り込む項目は見当たりませんでした(2026年10月14日時点)。
一方、公式のニュースリリースには、リノベーション済み物件の事例があります。
- 青森県黒石市「ビレッジハウス黒石」(2024年7月発表):エアコン1台、キッチン給湯器、温水洗浄便座は設置済み
- 新潟県長岡市「ビレッジハウス宝地」(2024年5月発表):エアコンは設置済み
これは「その物件のその時点の事例」であり、すべての物件にあてはまるものではありません。
結論は次のとおりです。
- 設備は物件・部屋ごとに違う前提で考える
- 「設置済み」か「オプション」かは、部屋ごとに必ず確認する
- 内見前に設備を聞くなら、後ほどの問い合わせ文が使えます(→ 8章)
関連記事:内見で何を見るかは、内見から入居までの流れのチェックリストにまとめています。
▶ 関連記事:内見のチェックリストと、申込から鍵の受け取りまでの流れ
今はエアコンの付いていない部屋を探す方が難しいかもしれません。
3. 付けたらいくら?1年・2年・3年の総額早見表
オプションは月額なので、住む期間が長いほど合計が増えます。
月1,300円で単純計算した表です(税表記は公式FAQの記載のままで、計算は掛け算のみ)。
| 付ける台数 | 1年(12か月) | 2年(24か月) | 3年(36か月) |
|---|---|---|---|
| 1台 | 15,600円 | 31,200円 | 46,800円 |
| 2台 | 31,200円 | 62,400円 | 93,600円 |
| 3台 | 46,800円 | 93,600円 | 140,400円 |
| 5台(全部) | 78,000円 | 156,000円 | 234,000円 |
契約は原則2年で、自動更新です(公式FAQ)。
2年以上住む前提なら、1台あたり31,200円が目安になります。
なお、24か月未満で解約すると違約金がかかる点(公式FAQ)も、あわせて覚えておきましょう。
短期で住み替える可能性があるなら、月額のオプションは軽く見えても、全体の費用で考えるのが安心です。
4. 自分で買うのとどっちが得?|損益分岐の考え方
オプションを付けずに、エアコンやガスコンロなどを自分で用意する方法もあります。
ただし、公式FAQには「自分で用意した設備を取り付けられるか」「退去時の扱い」の記載は見当たりません。まずは貸主・管理会社への確認が前提です。
そのうえで、損得は次の式で比べられます。
損益分岐の月数 =(本体代+設置代+退去時の取り外し代)÷ 1,300円
この月数より長く住むなら、買うほうが安くなる可能性があります。短ければ、オプションのほうが安くなる可能性があります。
計算の例(金額は説明用の仮定で、実際の価格ではありません)
本体・設置・取り外しの合計が6万円なら、60,000 ÷ 1,300 ≒ 46か月です。この仮定では、約3年10か月より長く住むなら購入が有利、という見方になります。
比べるときの落とし穴も確認しておきます。
- 購入すると、故障時の修理は自己負担になるのが一般的です(オプションの場合の故障対応は、公式FAQに記載がないため確認が必要)
- 取り付け工事が必要な設備は、部屋の構造上できない場合がある
- 引っ越しのとき、持ち出せるか・処分費がかかるかも費用のうち
DIYで部屋を変えるときの注意は、ビレッジハウスDIYの限界と原状回復もあわせて読んでください。
5. 設置できない・間に合わない場合の考え方
公式FAQでは、設置できない部屋があることと、設置まで4週間程度かかる場合があることが示されています。
ここから、次のように考えておくと安心です。
- 入居日から使いたい設備は、「設置済み」の部屋を優先して探す
- オプション希望の場合は、設置予定日を事前に聞く(真夏・真冬の入居は特に)
- 間に合わない期間の備えを考える(扇風機・毛布など。工事不要の暖房・冷房器具は、ビレッジハウス公式ブログでも紹介されています)
公式ブログ:「エアコンのない賃貸で夏を乗り切る方法」(blog.villagehouse.jp)では、冷風機や窓用エアコンなど工事不要の選択肢が紹介されています。
ただし、退去時の取り扱いなどは物件・契約によって変わります。
6. 公式FAQに記載がない4つのこと|だから「確認」が大切です
ネットの解説記事には、「後からは追加できない」「故障は貸主が直してくれる」といった断定が見られます。
しかし、公式FAQで確認できなかった内容は、次の4点です(2026年10月14日時点)。
| 気になること | 公式FAQ | 取るべき行動 |
|---|---|---|
| 入居後に追加・変更できるか | 記載なし | 申込前に「後から追加できますか」と質問 |
| 故障したときの対応・費用 | 記載なし | 「故障時の修理は誰が負担か」を質問 |
| 解約・退去時の扱い | 記載なし | 「途中でやめたい場合は?」を質問 |
| 家賃に含まれる設備の一覧 | 記載なし | 部屋ごとに「既設備」を質問 |
メールで聞いて回答を文章で残しておくと、後の食い違いを防げます。
具体的な聞き方は、問い合わせメールのテンプレート記事も参考になります。
7. 他サイトの「1,000円」との違い|金額が古い場合があります
検索すると、「オプションは月1,000円」という記載を見かけます。これは古い情報の可能性があります。
- 公式ニュースリリース(2024年5月・7月):エアコン・ガスコンロ・キッチン給湯器・温水洗浄便座などが月額1,000円、TVドアホンが月額500円
- 現在の公式FAQ:エアコン・キッチン給湯・ガスコンロ・洗面台・温水洗浄便座が各月額1,300円
リリースは各物件の募集時点の案内です。金額は変わることがあるため、必ず申込時の見積書で確認してください。
なおTVドアホンは、現在の公式FAQのオプション一覧には載っていません(物件によって案内が違う可能性があります)。
\ あなたに合うお部屋はどれ? /
8. 申込前の確認項目と、そのまま使える問い合わせ文
確認チェックリスト
内見前・問い合わせ時に、次の7項目を聞いておけば安心です。
- ☐ その部屋に最初から付いている設備(エアコン・給湯・ガスコンロ・洗面台・温水洗浄便座)
- ☐ 選べるオプションの種類と、各月額
- ☐ 希望のオプションがその部屋に設置できるか
- ☐ 設置予定日(入居日に間に合うか)
- ☐ 月額の合計(家賃+共益費+オプション)
- ☐ 入居後の追加・変更ができるか
- ☐ 故障時の対応と、解約・退去時の扱い
問い合わせ文の例(コピーして使えます)
お世話になります。◯◯(物件名)◯号室への入居を検討しております。
以下の点を教えてください。
1. 現在、この部屋に設置済みの設備(エアコン・キッチン給湯・ガスコンロ・洗面台・温水洗浄便座)
2. 選べるオプション設備と、各月額
3. 希望のオプション(◯◯)は、この部屋で設置可能か。また設置予定日
4. 家賃・共益費・オプションを合わせた月額の合計
5. 入居後にオプションを追加・解約できるか
6. オプション設備が故障した場合の対応と費用負担
どうぞよろしくお願いいたします。
特典の対象や条件は物件ごとに違います。
オプション込みの金額が特典の計算に関わるかは、フリーレントと引っ越しサポートの解説の注意点とあわせて、申込前に質問しておくと安心です。
▶ 関連記事:問い合わせはメールが有利。設備の聞き忘れを防ぐテンプレート集
9. オプションが向いている人・向いていない人
| タイプ | 向いている選び方 |
|---|---|
| 2年以内の住み替えもありうる | オプション(初期投資がなく、月額で済む) |
| 今すぐ使いたい(入居月が夏・冬) | 設置済みの部屋を優先。オプションは4週間程度かかる場合あり |
| 3年以上住むつもり | 購入と損益分岐を比べる(4章の式) |
| すでに家電を持っている | 持ち込み可否を確認し、不要なオプションは付けない |
| 初期費用を最小にしたい | 月額で払うオプションは初期費用が増えにくい。詳細は初期費用の記事も参照 |
ガスコンロについては、物件がプロパンガスか都市ガスかで光熱費が変わります。ガス代の考え方は、プロパンガス代の記事で確認できます。
10. よくある質問
- ビレッジハウスのオプション設備の料金は?
-
公式FAQでは、エアコン・キッチン給湯・ガスコンロ・洗面台・温水洗浄便座が各1,300円/台(月額・家賃に上乗せ)です。
- エアコンは全部屋に付いていますか?
-
公式FAQでは、一覧は確認できません。部屋ごとに設置済みかオプションかが異なるため、問い合わせで確認してください。
- オプションはすぐ使えますか?
-
公式FAQでは、入居後に設置まで4週間程度かかる場合があるとされています。
- 設置できない部屋はありますか?
-
あります。公式FAQでは、部屋の仕様によっては設置できないオプションがあるとされています。
- 2年間付けるといくらですか?
-
1台あたり1,300円×24か月で31,200円です(3章の表を参照)。
- 自分でエアコンを買って取り付けてもいいですか?
-
公式FAQでは確認できませんでした。必ず貸主・管理会社に事前に確認してください。
- 後から追加できますか?故障したら誰が直しますか?
-
公式FAQには記載がありません。申込前に書面(メール)で確認してください。
- ネットの「月1,000円」は間違いですか?
-
2024年の公式リリースには1,000円の記載があります。現在の公式FAQは1,300円です。必ず最新の見積書で確認してください。
まとめ:迷ったら「既設の確認→足りない分だけ→期間で損得」
- オプション設備は5種類・各月1,300円(公式FAQ)。部屋によって設置できない場合があり、設置まで4週間程度かかることもある
- 2年付けると1台31,200円。自分で用意する場合は損益分岐の月数で比べる
- 追加・故障・解約時の扱いは公式FAQに記載がないため、申込前にメールで確認して記録を残す
物件選びの全体像は、ビレッジハウスの評判・実態をまとめた総合ガイドに整理しています。
▶ 関連記事:ビレッジハウスはやばい?評判・からくり・実態を全集約
出典
- ビレッジハウス公式「よくある質問」:https://www.villagehouse.jp/faqs/ (オプション設備・特典・契約期間・違約金ほか)
- ビレッジハウス・マネジメント ニュースリリース(2024年7月17日、ビレッジハウス黒石):https://villagehouse.jp/system/media_libraries/298/file/news-release_20240717_villagehousecompanyltd.20240716091134534571.pdf
- 同(2024年5月20日、ビレッジハウス宝地):https://villagehouse.jp/system/media_libraries/276/file/news-release_20240520_villagehousecompanyltd.20240520113603510050.pdf
- ビレッジハウス公式ブログ「エアコンのない賃貸で夏を乗り切る方法」:https://blog.villagehouse.jp/en/?p=47640
- ビレッジハウス公式サイト トップページ:https://www.villagehouse.jp/
最終確認日:2026年10月14日。金額・条件は変更されることがあります。申込時は、最新の見積書・契約書面で確認してください。
\ あなたにぴったりのお部屋を探そう! /

