- ビレッジハウス(団地)の最上階って、正直どれくらい暑いの?
- 夏を乗り切れるか不安…後悔しないかリアルな声が聞きたい。
- エアコンをつけっぱなしにするしかないの?電気代が心配…。
- 何かお金をかけずにできる、効果的な暑さ対策はないの?
うだるような暑さの中、天井から伝わる熱気で夜も眠れない…。かつてビレッジハウスの5階(最上階)に住んでいた私も、全く同じ悩みを抱えていました。
しかし、ご安心ください。この記事を読めば、その絶望的な暑さが、工夫次第で乗り切れるという「自信」に変わります。

こんにちは!元ビレッジハウス住民のびれっじくんです。
エレベーターなし5階建ての最上階で3年半、「灼熱地獄」と「驚きのメリット」の両方を体験してきました。この記事では、そのリアルな経験のすべてをお話しします。
- 【結論】最上階は本当に暑いのか?元住民の最終回答
- 最上階が灼熱地獄と化す3つの科学的な理由
- 【体験済】エアコン代を節約する具体的な暑さ対策
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1. 【結論】ビレッジハウスの最上階は暑い?3年半住んだ元住民の最終回答


かつてビレッジハウスの5階建て・エレベーターなし物件の最上階に3年半住んでいた、元住民のびれっじです。
単刀直入に、この記事の結論からお答えします。
ビレッジハウスの最上階は、対策なしでは灼熱地獄。しかし、正しい対策さえ知れば、驚くほど快適に過ごせる可能性を秘めています。
これが、私の最終回答です。
「どっちなんだ!」と混乱させてしまったかもしれませんね。
しかし、これこそが最上階のリアルなのです。
私が住んでいた部屋を例に、もう少し具体的に説明します。
- 屋根からの直射日光をダイレクトに受ける
- 熱を溜め込みやすい鉄筋コンクリート構造
- 日中は壁自体が熱を持っている
夏の昼間、何の対策もしていない部屋は、まさにサウナ状態でした。壁に触れると、じんわりと温かいほどです。
- 遮るものがないため、圧倒的に風通しが良い
- 窓を開けるだけで、家中の空気が一気に入れ替わる
- 日当たりが良く、洗濯物がすぐに乾く
一方で、ひとたび風が吹き抜ければ、その爽快感は他の階では味わえません。エアコンだけに頼らずとも、自然の力を最大限に活用できるのが最上階の特権でした。
つまり、最上階での夏を快適に過ごせるかどうかは、デメリットを正しく理解し、メリットを最大限に活かす「知識」と「工夫」があるかどうかに、すべてがかかっています。
この記事では、そのための具体的な方法を、私の実体験だけをベースに余すところなく解説していきます。
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2. なぜ地獄に?ビレッジハウス(団地)の最上階が暑くなる3つの理由





それにしても、なぜこんなに暑いんだ…
最上階の夏を体験すると、誰もがそう感じるはずです。
その「灼熱地獄」は、決して気のせいではありません。ビレッジハウスのような団地建築の構造上、暑くなるべくしてなっている、科学的な理由が3つあります。
敵を知れば、対策も立てやすくなります。まずはその原因をしっかり理解しておきましょう。
- 鉄筋コンクリートという名の「蓄熱体」
- 昔ながらの「窓」と恐るべき「西日」
- 屋根からの「直射日光」という最上階の宿命
理由①:鉄筋コンクリートという名の「蓄熱体」
多くのビレッジハウスは、頑丈な鉄筋コンクリート(RC造)で作られています。
このコンクリートが、実は夏の暑さの大きな原因の一つです。
コンクリートには、日中に太陽の熱をたっぷりと溜め込み、夜になってもその熱を放出し続けるという性質があります。
まるで、日中にガンガン熱した石を、夜になっても部屋の中に置いておくようなもの。
これが、熱帯夜の寝苦しさを倍増させる犯人の一人です。
理由②:昔ながらの「窓」と恐るべき「西日」
最近のマンションでよく見かける「ペアガラス」や「遮熱コーティング」された窓と違い、ビレッジハウスの窓は、昔ながらの一枚ガラスであることがほとんどです。
一枚ガラスは熱を通しやすく、窓際の温度はぐんぐん上昇します。
特に注意すべきは「西日」です。
西日が差し込む部屋は、夕方になると強烈な日光で床や壁が直接熱せられ、室温が一気に跳ね上がります。
私が住んでいた部屋も、まさに西向きの窓が悩みのタネでした。
理由③:屋根からの「直射日光」という最上階の宿命
そして、これが最上階特有の、そして最大の理由です。
下の階であれば、上の階の床が「断熱材」の役割を果たしてくれます。
しかし、最上階にはその”盾”がありません。
夏の間、一日中熱せられた屋根の熱が、天井を通してダイレクトに室内に伝わってくるのです。
フライパンの上の目玉焼きのように、上からジリジリと熱されている状態をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。
実際に、天井に手を近づけると、モワッとした熱気を感じることが何度もありました。
これら3つの要因が重なることで、ビレッジハウスの最上階は「灼熱地獄」と化すのです。



最近の夏は1階も最上階も関係なく暑いですけどね…
しかし、ご安心ください。次の章では、この地獄を乗り切るために私が実際に試し、効果があった具体的な対策を一つずつご紹介します。
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3. 【元住民が実践】エアコン代を節約!今日からできる暑さ対策ベスト5





原因は分かった。でも、結局どうすればいいの?
お待たせしました。ここからは、灼熱地獄の最上階で私が実際に試し、「これは特に効果があった!」と断言できる対策を5つだけ、私の失敗談も交えながらご紹介します。
色々試した中で、最終的にたどり着いた結論は「部屋の中に熱を入れないこと」、そして「入ってしまった熱をいかに効率よく追い出すか」の2点に尽きます。
- 【最重要】熱は部屋の外で断つ!ダイソー日除けが最強の理由
- サーキュレーターは「空気の排出」と「循環」の二刀流で使う
- 寝苦しい夜の最終兵器「冷感敷きパッド」
- エアコンは「自動運転」が一番お得!という鉄則
- 【数百円の投資】ハッカ油スプレーで体感温度をハックする
対策①:【最重要】熱は部屋の外で断つ!ダイソー日除けが最強の理由
まず、基本として「遮光カーテン」を導入しましたが、これが大きな失敗の始まりでした。
私の部屋は窓の真上にエアコンがあり、自動運転にするといつまでも「強」運転を続けて部屋が寒くなるばかり。原因は、カーテン裏に溜め込んだ熱をエアコンが吸い込み、「まだ暑い」と誤認識していたことでした。
この失敗から、「熱は部屋の中に入る前に、外で断つべき」という結論に至りました。
そこでたどり着いたのが、ダイソーの「ウインドオーニング(日除け)」です。


これを窓の外側に設置して物理的な「日陰」を作る。たった300円の投資で、直射日光が窓ガラスに当たるのを防ぎ、室温の上昇を劇的に抑えることができました。これは、ビレッジハウス退去後の現在の住まいでも実践している、最も効果的な対策です。
対策②:サーキュレーターは「空気の排出」と「循環」の二刀流で使う
夏の快適さは、サーキュレーターをいかに使いこなすかで決まると言っても過言ではありません。ポイントは「排出」と「循環」の二刀流です。
- 外出から帰宅後 → 「排出」モード
帰宅直後のモワッとした熱気は、窓を開けてサーキュレーターを外向きに運転し、強制的に排出します。5分やるだけで、その後のエアコンの効きが全く変わります。 - エアコン稼働中 → 「循環」モード
冷たい空気は下に溜まるため、サーキュレーターを上向きに運転し、空気をかき混ぜます。これにより部屋の温度ムラがなくなり、エアコンが「部屋が冷えた」と正しく認識するため、無駄な運転を防いで電気代を節約できます。
【最上階の特権】さらに上級テクニック:自然の”風”を操る
そして、もしあなたが最上階に住んでいるなら、このサーキュレーターの考え方を応用して、自然の風すらも味方につけることができます。
やり方は、家全体を一つの「風のトンネル」として設計すること。
風が入ってくる側の窓を大きく開け(入り口)、対角線上にある窓やドアを少しだけ開ける(出口)のです。
出口をあえて狭くすることで、空気の流れが速くなり、家全体の熱気が一気に吸い出されていきます。これはまさに、風を遮るものがない最上階だけの奥義と言えるでしょう。
対策③:寝苦しい夜の最終兵器「冷感敷きパッド」
日中の対策を万全にしても、鉄筋コンクリートが蓄えた熱で、夜はどうしても寝苦しくなりがちです。
その最後の砦となるのが「冷感敷きパッド」です。
ニトリの「Nクール」などが有名ですが、これを一枚敷くだけで、寝返りを打つたびにひんやりとした感触が得られ、睡眠の質が劇的に改善されます。エアコンのタイマー運転と組み合わせれば、まさに鬼に金棒です。



100均のでも、小さいですが十分ひんやりします。
ここまでご紹介した工夫で、夏の快適さは大きく向上します。しかし、「そもそも建物の構造が…」「もっと新しい設備が羨ましい…」と感じることもあるかもしれません。様々な物件の選択肢を比較検討してみることも、後悔しない住まい選びの重要なステップです。色々な可能性を探ってみるのも一つの手ですよ。


対策④:エアコンは「自動運転」が一番お得!という鉄則
電気代を気にするあまり「弱」で運転しがちですが、これは逆効果。エアコンが最も電力を消費するのは「設定温度に到達するまでのフルパワー運転」の時です。
「自動運転」に設定すれば、最短時間で部屋を冷やした後は、AIが最も効率的な省エネ運転を自動で選択してくれます。対策②のサーキュレーター循環と組み合わせることで、最小限の電力で快適な室温をキープするのが、最も賢い使い方です。
対策⑤:【数百円の投資】ハッカ油スプレーで体感温度をハックする
最後は、私が個人的に気に入っていた裏ワザです。
薬局で数百円で手に入る「ハッカ油」で自作したスプレーを、お風呂上がりや寝る前に体にシュッと吹きかける。それだけで気化熱とメントールの効果で驚くほどスースーし、体感温度を下げることができます。
網戸に吹きかけておけば、虫除けと涼しい風を取り込む一石二鳥の効果も。手軽に清涼感を得られる、コスパ最強のアイテムでした。
\ みんなで住める広々とした部屋が多い! /
4. 【まとめ】工夫次第で、ビレッジハウスの夏はもっと楽しくなる!


今回は、ビレッジハウスの最上階で夏を乗り切るための、私のリアルな体験談と具体的な対策についてお話ししました。
かつての私がそうであったように、あなたも今、「本当にこの暑さに耐えられるだろうか…」と大きな不安を感じているかもしれません。
しかし、この記事をここまで読んでくださったあなたなら、もう大丈夫です。
最上階の夏は、決して「耐え忍ぶ」ものではなく、「工夫で乗りこなす」ことができる、ということをご理解いただけたはずです。
最後にもう一度、重要なポイントを振り返っておきましょう。
【最上階の夏を制する3つの鉄則】
- 鉄則①:熱は「部屋の外」で断つ!
遮光カーテンの失敗談からも分かる通り、最も効果的なのは物理的な「日陰」を作ること。ダイソーの日除けは、その最強の武器になります。 - 鉄則②:サーキュレーターで「空気」を支配する
帰宅直後は「排出モード」で熱気を追い出し、エアコン稼働中は「循環モード」で効率を最大化する。この二刀流が、電気代節約と快適さを両立させます。 - 鉄則③:最上階の特権「風」を最大限に活用する
家全体を「風のトンネル」と見立て、空気の入り口と出口を意識的に作る。この奥義を身につければ、エアコンだけに頼らない、自然で快適な暮らしが手に入ります。
ビレッジハウスの最上階は、確かに夏の暑さという大きな課題を抱えています。
しかし、それは同時に、工夫次第でいくらでも快適な住環境を創り出せるという、「住みこなす楽しさ」を教えてくれる場所でもありました。
この記事が、あなたの不安を「やってみよう!」という自信に変える、少しでもそのお役に立てたなら、元住民としてこれほど嬉しいことはありません。
ぜひ、あなただけの工夫を見つけて、最高の夏を迎えてください。
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