- ビレッジハウス、家賃も安いし良さそうだけど…階段しかないのかな?
- もし上の階だったら、毎日の上り下りが大変そう…
- ベビーカーや重い荷物があるんだけど、エレベーターがないと生活できるか心配…
新しい住まいを探すとき、特にビレッジハウスのように「古い団地」というイメージが先行しがちな物件では、「エレベーターの有無」は多くの方が気になるポイントではないでしょうか。
毎日の生活に直結する問題だからこそ、事前にしっかり確認しておきたいですよね。

こんにちは! 元ビレッジハウス住人の「びれっじくん」です。
何を隠そう、私もビレッジハウスに住んでいたのは、エレベーターのない棟の最上階(5階)でした!
引っ越しの時の荷物運び、日々の買い物、そして時には体調が悪い日…階段との付き合いは、まさに私のビレッジハウスライフの一部でした。
だからこそ、あなたが抱えるエレベーターに関する疑問や不安が、手に取るように分かります。
このブログ記事では、そんな元住民である私が、
- ビレッジハウスって、本当にエレベーターがない物件ばかりなの?
- もしエレベーター付きの物件があるなら、どこにあって、どうやって探せばいいの?
- タワーマンションみたいなビレッジハウスもあるって本当?
- ぶっちゃけ、エレベーターなしの生活って、実際どれくらい大変なの? メリットはあるの?
といった、ビレッジハウスのエレベーターに関するあらゆる疑問に、私のリアルな体験談と徹底的なリサーチに基づいて、包み隠さずお答えしていきます!
この記事を最後まで読めば、ビレッジハウスのエレベーター事情がスッキリと理解でき、あなたのライフスタイルや体力に合った物件選びができるようになるはずです。
そして、階段生活への不安も、具体的なイメージを持つことで軽減されるかもしれません。
さあ、一緒にビレッジハウスのエレベーターの謎を解き明かし、快適な住まい探しのヒントを見つけましょう!
1. ビレッジハウスのエレベーター事情:基本は「階段」でも「ある」物件も!
- やっぱりビレッジハウスって、階段しかないのかな…
- エレベーターが付いているビレッジハウスなんて、本当にあるの?
ビレッジハウスのエレベーター問題、気になりますよね。
結論からお伝えすると、そのイメージ通り、多くのビレッジハウスは「階段のみ」がスタンダードです。
しかし、「全ての物件にエレベーターがない」というわけではありません!諦めるのはまだ早いですよ。
この章では、ビレッジハウスのエレベーターに関する基本的な実情と、その背景にある法的基準について、元住民の私が解説していきます。
1. なぜ「階段」が基本? ビレッジハウスの成り立ちと構造
まず、なぜビレッジハウスの多くにエレベーターが設置されていないのか、その理由から見ていきましょう。
元々は「雇用促進住宅」
ビレッジハウスの物件の多くは、昭和の時代に建設された「雇用促進住宅」をリノベーションしたものです。
当時の雇用促進住宅は、主に5階建て前後の中層住宅として建てられることが多く、建設コストや維持管理の観点から、エレベーターが設置されないのが一般的でした。
一般的な階数とエレベーターの必要性
私が住んでいたビレッジハウスも、まさに5階建てのエレベーターなし物件でした。このような中層の集合住宅では、日常生活での階段利用が前提とされていたのですね。
2. でも希望はある!「エレベーター付き」ビレッジハウスもちゃんと存在します!
「やっぱり階段しかないのか…」とがっかりするのはまだ早いです!
全てのビレッジハウスが階段のみというわけではなく、エレベーターが設置されている物件も確かに存在します。
どんな物件にエレベーターがあるの?
高層の「タワーマンション型」物件:
ビレッジハウスの中には、一般的な団地タイプだけでなく、10階建てを超えるような「タワーマンション型」の物件も存在します。このような高層物件には、基本的にエレベーターが設置されています。
3. エレベーター設置の「法的基準」ってあるの?ちょっと豆知識
「そもそも、何階建て以上だとエレベーターって付けなきゃいけないの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんね。
実は、日本の建築基準法では、エレベーターの設置義務について定めがあります。
建築基準法 第34条2項(要約):
高さ31メートルを超える建築物(政令で定めるものを除く)には、非常用の昇降機(エレベーター)を設けなければならない。
「高さ31メートル」というのは、だいたい7階建て~10階建てのマンションに相当します。
つまり、ビレッジハウスの多くを占める5階建て程度の建物の場合、法的には必ずしもエレベーターの設置が義務付けられているわけではない、ということになります。
ただし、これはあくまで「非常用」の設置義務であり、乗用エレベーターの設置は、建物の規模や用途、そして事業者の判断によるところが大きいのです。
ビレッジハウスのエレベーター事情、少し見えてきましたか?
基本は「階段」がスタンダードですが、探せば「エレベーター付き」の物件も見つかる可能性がある、ということです。
次の章では、いよいよ「エレベーター付きのビレッジハウスは、具体的にどこにあるの?」という疑問にお答えし、全国の物件例やその特徴について詳しくご紹介していきます!
2. 【全国タワーマンション型】エレベーター付きビレッジハウスはここにある!物件例と特徴
- 階段生活はちょっと避けたい…やっぱりエレベーター付きのビレッジハウスがいい!
- でも、そんな物件って本当にあるの? どこで探せるの?
前の章で、ビレッジハウスの多くは階段のみの物件であるものの、希望がないわけではないことをお伝えしました。そして、その「希望の光」となるのが、「タワーマンション型」のビレッジハウスです!
これらの高層タイプの物件には、もちろんエレベーターが設置されています。
この章では、全国に点在するエレベーター付きのタワーマンション型ビレッジハウスの具体的な物件例と、これらの物件が持つ一般的な特徴についてご紹介します。
1. 全国に点在!エレベーター完備のタワーマンション型ビレッジハウス物件リスト
ビレッジハウスの中には、一般的な団地タイプとは異なり、8階建て以上、中には10階を超えるような高層の「タワーマンション型」物件が存在します。
これらの物件には、快適な生活をサポートするエレベーターが完備されています。
以下は、ビレッジハウス公式サイトで確認できた、エレベーター付きタワーマンション型のリストです。
ビレッジハウス | 住所 | 階数 |
---|---|---|
桜台タワー | 北海道札幌市厚別区厚別西四条 1-7 | 14階 |
栃木日ノ出タワー | 栃木県栃木市日ノ出町 15-10 | 14階 |
東松山タワー | 埼玉県東松山市市ノ川 385-1 | 10階 |
柳崎タワー | 埼玉県川口市柳崎 1-13-1 | 8階 |
成田吾妻タワー | 千葉県成田市吾妻 1-23 | 14階 |
向台タワー | 東京都西東京市向台町 4-21-45 | 11階 |
潮見タワー | 東京都江東区潮見 1-29-22 | 14階 |
芝浦タワー | 東京都港区海岸 3-13-1 | 12階 |
品川八潮タワー | 東京都品川区八潮 5-12-69 | 14階 |
金沢タワー | 石川県金沢市上荒屋 8-69 | 10階 |
浜松タワー | 静岡県浜松市南区楊子町 1346 | 14階 |
京ヶ峰タワー | 愛知県豊田市京ケ峰 1-24-2 | 9階 |
笠寺タワー | 愛知県名古屋市南区元塩町 5-1-7 | 15階 |
木場タワー | 愛知県名古屋市港区木場町 6-18 | 14階 |
岐阜タワー | 岐阜県岐阜市西中島 5-9-6 | 12階 |
泉北栂タワー | 大阪府堺市南区桃山台 2-8-7 | 14階 |
南清水タワー | 兵庫県尼崎市南清水 36-1 | 11階 |
港島タワー | 兵庫県神戸市中央区港島中町 2-5-1 | 14階 |
城北タワー | 和歌山県和歌山市十三番丁30 | 12階 |
高美が丘タワー | 広島県東広島市高屋高美が丘 5-4-1 | 15階 |
光南タワー | 広島県広島市中区光南 5-1-61 | 13階 |
香椎浜タワー | 福岡県福岡市東区香椎浜 4-8-1 | 14階 |
【超重要】リストはあくまで過去の情報!最新状況は必ず公式サイトで確認を!
このリストは、あくまで過去の調査に基づくものであり、現在の空室状況や、そもそも物件がビレッジハウスとして引き続き運営されているかを保証するものではありません。また、新規でエレベーター付き物件が登場したり、逆に運営を終了したりする可能性も常にあります。
気になる物件を見つけたら、必ずビレッジハウスの公式サイトで最新情報を確認するか、直接問い合わせて、エレベーターの有無や詳細を確認してください。
2. エレベーター付き(タワーマンション型)ビレッジハウスの主な特徴とメリット
これらのタワーマンション型ビレッジハウスには、一般的な階段のみの物件とは異なる特徴やメリットがあります。
メリット①:何と言ってもエレベーター完備!上層階でも快適アクセス
これが最大のメリットです。重い荷物を持っている時、小さなお子さん連れの時、体調が優れない時、そして毎日のことでも、階段の上り下りの負担がなくなります。高層階に住むことも現実的な選択肢になります。
メリット②:高層階からの眺望が楽しめる可能性
タワーマンション型であれば、高層階からの眺めは格別です。日当たりや風通しも良い場合が多く、開放的な生活が期待できます。
メリット③:比較的新しい、または大規模修繕済みの物件が多い傾向
高層の建物を維持管理するには、それなりのコストと技術が必要です。そのため、エレベーター付きのタワーマンション型物件は、比較的築年数が新しいか、あるいは定期的な大規模修繕がしっかりと行われている可能性が高いと考えられます。設備も、一般的な団地タイプより充実している場合があります。
メリット④:セキュリティ面での安心感がやや高い可能性
タワーマンション型の場合、エントランスがしっかりしていたり、管理体制がより整っていたりする可能性があります(ただし、オートロック完備とは限りません。物件ごとに確認が必要です)。
3. エレベーター付き(タワーマンション型)ビレッジハウスの注意点
メリットが多い一方で、いくつか注意しておきたい点もあります。
注意点①:家賃設定がやや高めの傾向
エレベーターの維持管理費や、建物のグレードが高いことなどから、同じエリアの階段のみのビレッジハウスと比較すると、家賃が若干高めに設定されている可能性があります。
注意点②:共益費・管理費が発生する可能性
エレベーターの電気代やメンテナンス費用を賄うために、家賃とは別に「共益費」や「管理費」が設定されている場合があります。月々の総支払額をしっかり確認しましょう。
注意点③:物件数が限られている
全国的に見ても、エレベーター付きのタワーマンション型ビレッジハウスの数は、階段のみの物件に比べて圧倒的に少ないです。そのため、希望のエリアや条件で見つけるのが難しい場合があります。
注意点④:エレベーターの点検・故障時は階段利用
当然ですが、エレベーターも機械なので、定期点検や万が一の故障時には利用できなくなります。その際は階段を利用することになるため、高層階の場合は一時的に不便を感じる可能性があります。
注意点⑤:災害時のリスク
地震などの災害時には、エレベーターが停止するリスクがあります。高層階に住む場合は、災害時の避難経路や備蓄についても考えておく必要があります。
エレベーター付きのビレッジハウス(主にタワーマンション型)は、快適な生活を送る上で大きなメリットがありますが、その分、家賃が高めだったり、物件数が少なかったりといった側面も持ち合わせています。
次の章では、これらのエレベーター付き物件を、どうやって効率的に探し出せるのか、その具体的な方法とコツについて解説していきます!
4. 【簡単検索】エレベーター付きビレッジハウスの見つけ方・探し方のコツ
- エレベーター付きのビレッジハウスがあるのは分かったけど、どうやって探せばいいの?
- 公式サイトで効率的に見つける方法ってある?
前の章で、エレベーターが完備されたタワーマンション型のビレッジハウスが存在することをお伝えしました。
しかし、数が限られているため、やみくもに探すのは大変ですよね。
でも大丈夫!
ビレッジハウスの公式サイトを使えば、比較的簡単にエレベーター付きの物件を絞り込むことができます。
この章では、その具体的な検索手順と、より確実に希望の物件を見つけるための「探し方のコツ」を、元住民の私が伝授します!
1. ビレッジハウス公式サイトでの検索手順:3ステップで絞り込み!
ビレッジハウスの公式サイトを使えば、以下の手順でエレベーター付き物件を検索できます。
物件一覧ページや検索結果ページには、さらに条件を絞り込むための機能があるはずです。「選択肢」のボタンを探しましょう。
スマホで「地図」を選択した場合は、「結果」をタップしてから「選択肢」を探してください。


「選択肢」から「エレベーター」を見つけてチェックを入れ、再度検索します。
これにより、選択したエリア内でエレベーターが設置されている可能性のあるビレッジハウス物件だけが表示されます。
【検索時の追加ポイント】
他の条件との組み合わせ:
「エレベーター」だけでなく、「駐車場あり」「ペット可」など、他の希望条件も同時に指定することで、より理想に近い物件を効率的に探せます。
2. 探し方のコツと注意点:元住民だから知っている「裏ワザ」的アドバイス!
公式サイトでの検索は便利ですが、より確実に、そしてスムーズにエレベーター付き物件を見つけるためには、いくつか知っておきたいコツと注意点があります。
コツ①:公式サイトの情報だけに頼らない!「問い合わせ」が確実!
公式サイトの物件情報が、常に最新かつ完璧であるとは限りません。データベースの更新遅れや、稀なケースですが情報入力ミスの可能性もゼロではありません。
気になる物件が見つかったら、電話やメールで「住まい相談センター」に問い合わせて、「本当にエレベーターが付いているか」「何階まで利用できるか」「点検の頻度はどうか」などを直接確認しましょう。
コツ②:希望エリアを広げてみることも検討!
エレベーター付きのタワーマンション型ビレッジハウスは数が限られています。どうしても希望エリアで見つからない場合は、少し範囲を広げて探してみるのも一つの手です。隣接する市区町村や、交通の便が良い別のエリアも候補に入れてみましょう。
コツ③:新着物件情報をこまめにチェック!
人気の高いエレベーター付き物件は、空きが出てもすぐに埋まってしまう可能性があります。ビレッジハウスの公式サイトをこまめにチェックしたり、可能であれば新着情報のアラート設定などがあれば活用しましょう。
コツ④:「エレベーターの有無」を最優先条件にするなら、最初に伝える!
電話やメールで問い合わせる際に、「エレベーターがあることが絶対条件です」と最初に伝えることで、担当者も効率的に物件を探してくれますし、対象外の物件を紹介される手間を省けます。
元住民アドバイス:
私はエレベーターなしの物件でしたが、もしエレベーターを希望していたら、公式サイトでリストアップした後、メールで確認したと思います。時間はかかりますが、それが一番確実な方法だと感じるからです。また、担当者の方に「〇〇エリアでエレベーター付きの物件に空きが出たら教えてほしい」と伝えておくのも、チャンスを掴む一つの方法かもしれません(対応してくれるかは分かりませんが…)。
理想のエレベーター付きビレッジハウスを見つけるのは、少し根気が必要かもしれません。
しかし、これらの検索方法とコツを活用すれば、きっとあなたの希望に合った物件に出会えるはずです。
次の章では、視点を変えて、「もしエレベーターがないビレッジハウスに住むとしたら…?」という視点から、元住民である私のリアルな階段生活体験談と、そのメリット・デメリットについてお話しします。
4. 【元住民のリアル体験談】エレベーターなし5階生活、ぶっちゃけどうだった?
- エレベーターなしのビレッジハウスって、やっぱりキツイのかな…
- 5階まで毎日階段って、想像しただけで息切れしそう…
ここまで、ビレッジハウスのエレベーター事情や、エレベーター付き物件の探し方についてお話ししてきました。
でも、現実的には、多くのビレッジハウスは階段のみで、特に家賃の安い物件は上層階だったりすることも少なくありません。
そこで、この章では、何を隠そうエレベーターなしのビレッジハウスの5階に3年半住んでいた私、びれっじくんが、そのリアルな階段生活を、良いことも大変だったことも含めて、包み隠さず「ぶっちゃけトーク」でお届けします!
エレベーターなし物件を検討している方、あるいは「もしかしたら階段生活になるかも…」と不安な方、ぜひ私の体験談を参考に、リアルな生活をイメージしてみてください。
1. 毎日の試練!?階段生活の「大変だったこと」赤裸々告白
まずは、正直に「これはキツかった…」「大変だったなぁ…」と感じたことからお話しします。
日々の買い物帰り、両手に荷物で5階まで…それは修行でした!
これが一番日常的に感じた大変さです。特に、お米や飲み物、トイレットペーパーなど、かさばる物や重い物を買った日は、まるで修行僧のような気分で階段を上っていました。途中で休憩を挟まないと息が切れてしまうこともしばしば。夏場は汗だく、冬場は厚着でさらにキツイ…。「今日は何往復するんだろう…」と、買い物に行く前から少し憂鬱になることもありました。
ゴミ出しの日の絶望感(特に粗大ゴミ)
燃えるゴミや資源ごみも、もちろん階段で下ろします。これが意外と面倒。そして、最大の難関は「粗大ゴミ」です。私が住んでいた地域は、粗大ゴミは指定場所まで自分で運ばなければならず、古いマットレスや小さな棚を一人で5階から下ろした時は、本当に途方に暮れました。
引っ越し業者さんの悲鳴(と追加料金の可能性)
入居時も退去時も、引っ越し業者さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。大きな家具や家電を5階まで(または5階から)階段で運ぶのは、プロでも重労働です。業者さんによっては、階段料金として追加費用が発生することもありますので、事前に確認が必要です。
体調が悪い日の地獄絵図
風邪を引いて熱がある時、ぎっくり腰になった時…そんな体調不良の日に5階まで階段を上り下りするのは、まさに地獄絵図でした。病院に行くのも億劫になり、「エレベーター付きの家に引っ越したい…」と何度思ったことか。
宅配便の受け取りと郵便物の確認
大きな荷物が届いた時、配達員さんが階段を上ってくるのを待つのも申し訳なく、かといって1階まで取りに行くのも大変。また、郵便受けが1階にある場合、毎日のように5階まで上り下りして郵便物を確認しに行くのは、地味に面倒でした。
友人を招く時の申し訳なさ
「うち、5階でエレベーターないんだけど、大丈夫…?」と、友人を招くたびに少し気を使っていました。みんな「運動になるから大丈夫だよ!」と言ってくれましたが、内心はどう思っていたか…。
2. でも、悪いことばかりじゃなかった!階段生活の「意外なメリット」と「良かったこと」
大変なことばかりお話ししましたが、実はエレベーターなしの5階生活にも、いくつか「これは良かったな」と思えるメリットがあったんです。
メリット①:毎日の強制エクササイズ!気づけば体力アップ?
これは半分冗談、半分本気です。毎日階段を上り下りすることで、知らず知らずのうちに足腰が鍛えられ、運動不足解消に繋がっていたかもしれません。健康診断の数値が少し良くなったのは、もしかしたら階段のおかげ…?(と信じたいです!)
メリット②:家賃が安い傾向!同じ物件でも上層階はお得な場合も
一般的に、エレベーターなしの物件では、上層階ほど家賃が安くなる傾向があります。私が住んでいた部屋も、同じ棟の低層階より少し家賃が安く設定されていました。毎日の階段の労力を、家賃の安さでカバーできると考えるなら、十分アリな選択です。
メリット③:最上階ならではの「静けさ」と「眺望」(物件による)
5階が最上階だったので、上の階からの足音や生活音に悩まされることは一切ありませんでした。これは本当に大きなメリット! また、窓からの眺めも良く、遠くの山々が見えたり、夜景が綺麗だったりすることも(これは物件の立地によりますが)。風通しも比較的良かったです。
メリット④:訪問者が少ない?(セールス撃退効果?)
これは推測ですが、わざわざ5階まで階段を上ってくるセールスや勧誘は少なかったような気がします。「ピンポーン」と鳴っても、ドア越しに「結構です」と断れば、諦めて帰ってくれるケースが多かったかもしれません。
3. エレベーターなし物件を選ぶなら…元住民からの「覚悟」と「対策アドバイス」
もし、あなたがエレベーターなしのビレッジハウス(特に上層階)を選ぶなら、以下の「覚悟」と「対策」を頭に入れておくことをおすすめします。
- 【覚悟】体力勝負であること!
日々の階段上り下りは、想像以上に体力を消耗します。特に、高齢の方や小さなお子さんがいるご家庭、持病をお持ちの方は、慎重な検討が必要です。 - 【対策】荷物は「小分け」&「ネットスーパー」をフル活用!
一度に大量の買い物をせず、こまめに買う、あるいはネットスーパーや宅配サービスを積極的に利用して、重い荷物を運ぶ負担を減らしましょう。 - 【対策】引っ越しは「業者選び」と「事前の相談」が重要!
階段作業に慣れている業者を選び、事前に階数とエレベーターがないことを伝えて、追加料金の有無や作業内容を確認しておきましょう。 - 【対策】体調管理は万全に!
体調が悪い時の階段は本当に辛いです。日頃から健康管理をしっかり行いましょう。 - 【対策】防災意識を高める!
万が一の災害時、エレベーターが使えない状況で、階段での避難が必要になることも想定しておきましょう。避難経路の確認や、非常持ち出し袋の準備も大切です。
エレベーターなしの5階生活は、確かに大変なこともたくさんありました。
でも、家賃の安さや最上階の静けさといったメリットもあり、工夫次第で「住めば都」になる可能性も十分にあります。
大切なのは、自分のライフスタイルや体力、そして「何を重視するか」をよく考え、メリットとデメリットを天秤にかけることです。
次の章では、この記事のまとめとして、エレベーターの有無を含め、あなたがビレッジハウスを選ぶ上での最終的な判断ポイントについてお話しします!
5. まとめ:エレベーターの有無はライフスタイルに合わせて!賢いビレッジハウス選びを
さて、ここまで「【元住民が解説】ビレッジハウスにエレベーターはある?ない?タワーマンション型物件と階段生活のリアル」と題して、ビレッジハウスのエレベーター事情について、設置状況から探し方、そしてエレベーターなし生活のリアルな実態まで、詳しく解説してきました。
- ビレッジハウスに住みたいけど、やっぱりエレベーターは欲しいな…
- 階段生活も、意外とメリットがあるのかも?
この記事を読んで、ビレッジハウスのエレベーターに関する理解が深まり、ご自身の住まい選びのヒントが見つかったのではないでしょうか。
最後に、あなたが後悔しないビレッジハウス選びをするために、最も大切なことをお伝えします。
エレベーターの有無は「あなたのライフスタイル」と「何を重視するか」で決まる!
ビレッジハウスのエレベーター事情をまとめると、
- 基本は「階段のみ」の物件が多い(特に5階建て前後の中層住宅)。
- 「タワーマンション型」の物件にはエレベーターが完備されているが、数は限られ、家賃もやや高めになる傾向がある。
- エレベーターなしの生活は、確かに体力的な負担や不便さがある。
- しかし、家賃の安さ、運動不足解消(?)、最上階の静けさといったメリットも。
つまり、「エレベーターがある方が絶対に良い!」と一概には言えないのです。
大切なのは、ご自身の状況を客観的に見つめ、何を優先順位とするかを明確にすることです。
体力に自信がない方、ご高齢の方、小さなお子さんやベビーカーを利用する方、重い荷物を頻繁に運ぶ方にとっては、エレベーターの有無は非常に重要な選択基準となるでしょう。無理のない生活を送るためには、エレベーター付きの物件(タワーマンション型など)を優先的に探すか、低層階を選ぶことを強くおすすめします。
体力には自信があり、毎日の階段運動も苦にならない方、とにかく家賃を抑えたい方、最上階の静けさや眺望を重視する方にとっては、エレベーターなしの物件も十分に魅力的な選択肢となり得ます。私の体験談が、少しでもそのリアルな生活をイメージする助けになれば幸いです。
賢いビレッジハウス選びのための最終アドバイス
- 内見は「階段」も徹底チェック!
エレベーターの有無だけでなく、階段物件の場合は、階段の勾配、段差の高さ、手すりの有無、踊り場の広さ、照明の明るさなども、実際に上り下りして確認しましょう。 - 「家賃」と「利便性・快適性」のバランスを考える!
エレベーター付き物件は家賃が高め、階段物件は家賃が安めという傾向があります。毎日の生活を具体的にシミュレーションし、自分にとって最適なバランスを見極めましょう。 - 無理は禁物!長期的な視点を持つ!
「最初は大丈夫でも、数年後もこの階段生活を続けられるだろうか…?」と、将来のことも少し考えてみましょう。 - 情報収集は念入りに!そして最後は自分の目で!
公式サイトの情報、この記事のような元住民の体験談、そして何よりも「内見」で得られる情報を総合的に判断することが、後悔しない物件選びの鍵です。
ビレッジハウスは、家賃の安さという大きな魅力を持つ一方で、建物の古さや設備面で妥協が必要な部分もあります。
エレベーターの有無も、その一つと言えるでしょう。
しかし、デメリットを理解し、自分のライフスタイルに合わせて賢く選択すれば、ビレッジハウスはあなたにとって最高の「お得で快適な住まい」になる可能性を秘めています。
この記事が、あなたのビレッジハウス選びの一助となり、新しい生活への素晴らしいスタートを切るお手伝いができたなら、元住民としてこれほど嬉しいことはありません。
あなたの理想のビレッジハウスが見つかりますように!
ビレッジハウスの最新の物件情報や、エレベーター付き物件の空室状況は、ぜひ公式サイトでご確認ください。