ビレッジハウスへの入居を検討しているみなさんは、カビや結露など、コンクリート造特有の湿気について不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「ビレッジハウスって、湿気がすごいって聞くけど本当?」
「カビとか結露とか、大丈夫かな…」
「せっかく安く住めるのに、部屋がジメジメしてたら嫌だな…」
実は私も、ビレッジハウスに住み始めた頃は、湿気対策を甘く見ていました。
その結果…なんと、壁一面が真っ黒なカビだらけに!!
ビレッジハウスは、築年数が古い物件が多く、コンクリート造で気密性も高いため、湿気が溜まりやすい傾向があります。
適切な換気と除湿対策を怠ると、あっという間にカビや結露が発生してしまうことも…。
今回のブログ記事では、実際にビレッジハウスで「壁一面黒カビ」を経験した私が、効果的な湿気対策を解説します。
ビレッジハウスで湿気やカビが発生しやすい理由
ビレッジハウスで快適に暮らすためには、まず「なぜ湿気やカビが発生しやすいのか」その原因を理解することが大切です。
ビレッジハウスの構造や築年数、そして生活習慣など、湿気問題を引き起こす様々な要因について、詳しく解説していきます。
気密性の高いRC造:湿気が逃げにくい構造
ビレッジハウスの多くは、鉄筋コンクリート造(RC造)です。
コンクリート造は、気密性が高く、外気の影響を受けにくいというメリットがあります。
冬は暖かく、夏は涼しいという点では快適なのですが、湿気がこもりやすいというデメリットも…。
さらに、ビレッジハウスは、元々は「雇用促進住宅」として建設された物件が多く、築年数が古いものも少なくありません。
そのため、換気するための設備や構造がイマイチな場合があります。

雨が降った日は、湿気で玄関が大変なことになってました。
換気不足:湿気のこもった空気が…
気密性の高いビレッジハウスでは、こまめな換気が非常に重要です。
換気を怠ると、室内の湿気が高くなり、結露やカビの原因となってしまいます。
特に、冬場は、暖房を使うことで室内の温度が上がり、外との温度差によって結露が発生しやすくなります。
また、梅雨の時期は、湿度が高く、カビが繁殖しやすい環境になります。



押し入れの中もしっかりと換気することが重要です。
生活習慣も影響する!
実は、毎日の生活習慣も、湿気やカビの発生に大きく影響しています。
- 洗濯物を室内干しする:
洗濯物の水分が蒸発し、室内の湿度が上がります。 - お風呂の換気を怠る:
お風呂場の湿気が、部屋全体に広がってしまいます。 - 料理の際に換気扇を使わない:
調理中の水蒸気が、部屋に充満してしまいます。 - 暖房器具を使いすぎる:
室内の温度が上がりすぎると、結露が発生しやすくなります。
ビレッジハウスの壁一面を黒カビだらけにした話
ビレッジハウスはコンクリート造で、湿気が多いです。
私自身、換気や掃除はほとんどせず、ちょっとずつ増えていく黒カビを放置した結果、部屋の壁一面が、真っ黒なカビだらけになってしまいました。





右側の壁は木材なので、カビは生えてきませんでした。
なぜカビだらけに?
ビレッジハウスの壁がカビだらけになった原因は、換気と掃除不足でした。
部屋の壁はコンクリートでできており、湿気を含みやすく溜まりやすい環境でした。
その結果、コンクリート壁に結露が発生し、カビが繁殖してしまったのです。





コンクリーの壁は、どこでもカビが生えやすくなってます。
黒カビの掃除は大変…
カビをこのまま放置するわけにもいかず、カビ取り剤とタオルを手に黒カビを掃除しました。
カビ取り剤のツンとした臭い、タオルでゴシゴシこする重労働…
正直、二度と経験したくないと思うほど、大変な作業でした。





なんとか綺麗にできました。


ビレッジハウスの押し入れも湿気対策が必要
ビレッジハウスの押し入れも湿気が溜まりやすいです。
除湿剤や除湿機などを活用して、湿気をこまめに取るようにしましょう。





押し入れも木材に湿気が溜まってふやけてしまいました。
ビレッジハウスの湿気対策とは?
ビレッジハウスに住むなら湿気対策は必須ですが、具体的に何をすればいいか分からない…という方もいるかもしれません。
そこで、ビレッジハウスで効果的な湿気対策を、2つのポイントに絞って解説していきます。
換気:湿気のこもった空気を外へ逃がす!
換気は、湿気対策の基本中の基本です。
新鮮な空気を取り込み、湿気のこもった空気を外へ逃がすことで、カビや結露の発生を防ぎます。
ビレッジハウスでは、以下の3つの換気方法を組み合わせることで、より効果的に湿気対策を行うことができます。
- 窓開け換気:
窓を2ヶ所以上開けて、空気の通り道を作ることで、効率的に換気できます。 時間は5分~10分程度でOK。 - 換気扇の活用:
キッチンやお風呂場、トイレなど、湿気が発生しやすい場所では、換気扇を積極的に活用しましょう。
- 毎日必ず行う:
たとえ寒くても、雨の日でも、毎日換気をしましょう。 - 時間帯:
朝起きた時、外出前、帰宅時、就寝前など、こまめに行うのが効果的です。 - 換気扇と窓開け換気の併用:
換気扇だけでは、十分に換気できない場合もあります。 窓を開けて、空気の通り道を作ることで、より効果的に換気できます。
除湿:空気中の水分を取り除く!
換気だけでは、十分に湿気対策ができない場合は、除湿も取り入れましょう。
除湿には、主に除湿剤と除湿機の2つの方法があります。
除湿剤:手軽で経済的!
- 置き型:
押入れやクローゼット、靴箱など、狭い場所に置くタイプ。 - 吊り下げ型:
クローゼットや洗濯物干しなど、吊り下げて使うタイプ。
- 吸湿量:
部屋の広さや湿気の量に合わせて選びましょう。 - 効果:
防カビ効果、消臭効果など、プラスアルファの機能が付いたものもおすすめです。
除湿機: パワフルな除湿効果!
- コンプレッサー式:
除湿能力が高く、電気代も比較的安い。 - デシカント式:
低温でも除湿能力が落ちにくい。
- 除湿能力:
部屋の広さや湿気の量に合わせて選びましょう。 - 機能:
タイマー機能、衣類乾燥機能、空気清浄機能など、便利な機能が付いたものもおすすめです。
【ビレッジハウスの湿気対策】カビや結露を防いで快適に暮らすのまとめ
この記事では、「ビレッジハウスの湿気対策」について、実際に壁一面を黒カビだらけにしてしまった私の失敗談を交えながら解説してきました。
ビレッジハウスとは、元々は「雇用促進住宅」として建設された物件が多く、築年数が古いものも少なくありません。
また、コンクリート造で気密性が高く、湿気が溜まりやすいという特徴があります。
換気を怠ると、あっという間にカビや結露が発生してしまうことも…。
しかし、適切な換気と除湿対策を行うことで、ビレッジハウスでも快適に暮らすことは十分可能です!
もう一度、湿気対策のポイントをおさらいしましょう!
- 換気は毎日必ず行う:窓開け換気と換気扇を効果的に活用!
- 除湿剤や除湿機を有効活用:特に、湿気が溜まりやすい場所には必須!
- 水回りはこまめな掃除と換気を:水はねや水滴を放置しない!
- 押し入れは定期的に換気:湿気がこもりやすいので注意!
- カビを見つけたら、すぐに除去: 放置すると、どんどん広がってしまう!
今回の記事が、ビレッジハウスの湿気問題に悩むあなたの参考になれば幸いです。
正しい知識と対策を身につけて、快適なビレッジハウスライフを送りましょう!